今からちょうど1年ほど前、卵の値段が高騰し、なるべく家で卵料理をしないようにしていた時期がありました。
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鳥インフルエンザの感染対策で実施した殺処分や鶏舎の火災により、卵を生産するために飼育されていた採卵鶏が、今シーズンだけで全体の1割に相当する約1386万羽以上減少しています。
卵の価格高騰を受け、各家庭では卵の購入を控えたり、食べる個数を減らす人も出てきているようです。
ここ数年日本では鶏舎だけではなく、牛舎、豚舎等の畜舎において全国的に火災が発生しています。
私がまだ仕事をしていた頃、新規採用の女性が私の部署に配属されたことがありました。彼女の実家は肉牛の畜産業を営んでおり、夏季休暇を利用して実家の宮崎に帰省する度、両親を手伝って牛の世話をしていると明るい表情で話していました。
彼女の実家が被害にあっているかどうか定かではありませんが、大事に育ててきた牛が焼け死ぬ姿を見ることは、畜産業を営む方々にとってどんなに悲惨でしょう、想像するに余りあります。